フォント選びの難しさ。タイポグラフィーとレタリングの違い。

東京地方、土曜はかなり暖かく、日曜は強風で上空砂埃に覆われひんやりとしておりました。『煙霧』という現象だったそうで黄砂やPM2.5ではないとのことでした。ホントかぁとちょっと疑っておりましたが…。

そんな土日、あれこれとブログ探して読んでおりましたら、欧文書体デザイナーの方のブログに出くわしました。日本人でモノタイプ社で働いてらしゃるということで、おぉ〜そんな人いるんだぁとあれこれ投稿を読ませていただきました。おもしろいですねぇ。
欧文書体デザイナー大曲都市さんのブログはこちら

グラフィックやweb制作の世界で働く人なら世の中に書体デザイナー(フォントデザイナー)っているのすぐ理解できるわけですが、一般の人にしてみれば1書体ずつ人がデザインしてると聞くとへぇ〜と思うかも知れないですね。書体ひとつってアルファベットなら26文字と!や?といった記号いくつか作ればいいけど、日本語ってひらがなカタカナだけぢゃなくって漢字っちゅう果てしない文字数あるけどあれも人がチマチマ、いやせっせと、というか人生賭けてデザインしている人たちがいるのです!もう世の中に何書体存在するのかわかりません。
フォント見本

パソコンが普及してからは書体というよりフォントFont)という言葉の方がある年齢層から下でよりポピュラーですが、デザインの仕事をしていると似て非なる言葉が他にあります。タイポグラフィーTypography)、レタリングLettering)です。タイポグラフィーって分かりやすい説明は?とググってみましたら、

数ある書体からデザインに適した文字をレイアウトして、見やすく美しい紙面を構成する作業のこと。文字組み。

とありました。

一方、レタリングはと言うと、

文字自体を作り込むこと。デザインすること。

とありまして、そういうことで間違いないかと思います。

書体(フォント)デザイナーというのは後者の作業をする人ということになりますし、その人が数あるフォントに中から適切なものを選んで紙面のデザインをするのであればタイポグラフィーを考えてデザインをする。ということになりますかな。

人の発する言葉は音声で、1文字ごとにカタチがあるわけではないですが、言葉使いでうれしいのか怒っているのかなどわかります。世の中に書体、フォントっていったいどのくらいあるのか全くわかりませんが、なんでそんなに存在するのか!?というと、書体(フォント)にデザインを付することで、何らかの表情を付けることができるからです。楽しそうなデザインのフォント、怒りを表現したフォント、極めてまじめです!というフォントなど利用することで、人に出来るだけリアルに感情を表現できる一助になるわけで、いろんな人たちによっていろんな感情表現されたフォントが作られて来たわけです。

もちろん、そんな個人的な感情表現のためだけにあるのではなくって、基本的に万人向け小説が読みやすい書体(フォント)とか路線図が見やすい書体(フォント)ってのが人類の歴史と共に開発されて来ているのです。
以下かわいい系フォント(そう感じるかどうかは個人差あり)
かわいい系フォント
http://www.chawawa88.com/contents4.htmlより拝借。

以下堅い→柔らかいフォント例
堅いフォント柔らかいフォント
http://www.ar-ch.org/category/design_basic/より拝借。

デザイナーでなくても例えば年賀状やクリスマスカードを作る時に自分でレタリングして想いのこもった一枚をつくる人ってたくさんいらっしゃいますし、そういうのもらったらうれしいですよね。ロゴを作るとか、その企画にあった書体をつくってイメージを統一するといったことを仕事としてすることあるのですが、書体(フォント)作りというのはホントに奥が深いもんです。プロの仕事としてあまり基本からずれていると、見てて違和感感じたりすることもあります。

中村勘三郎さんの言葉にこんなのがあったそうです。
「型があるから型破り、型がなければ型なしだ」

デザインもそういう世界のものなんだろな。

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