クラウドを利用して行くにあたってその利点と欠点(あまりない)など探ってみる…

ウェブ制作などパソコンで仕事してたり、PCのみならずスマホやファブレット、タブレットなどから切り離せない人々は、何らかのクラウドサービスを利用しているのではないだろうか。

ひと昔前まで、データは元々自分が使うPCのハードディスクにあるものであって、一旦そこから離れると見たり作業したりすることは出来ないものだったわけですが、そのPCの前にいなくても外出中スマホでメールの確認したいとか、自宅のパソコンでも作業したいとか、データを共有しておきたいといった時に、クラウドにデータがあると助かるわけです。

クラウドコンピューティングイメージ
↑もうちょっとひねりのある画像選ぶべきだったか…

残念ながら休日にちょっと作業しなきゃなんない仕事のデータはUSBメモリに入れたりとか、それが普及する前はCDに焼いて自宅に持ち帰ってパソコンにデータコピーして作業に勤しんだわけです。で、終って気が抜けたまま週明け事務所なり会社なりに出て、休日にやった最新のデータを持ってくるの忘れたことに気付いたりしてたわけです。ハイ。

データをクラウドに置いとけば、そーゆーことは起きなくなって、あ〜便利になったもんだぁ〜とクラウド礼賛!謳歌しておるのですが、クラウドにデータ置いといてホントに大丈夫なの!?という心配が全くない、気にしなくても全然へーき!って言えるわけでもない自分がおります。

例えばこんな事件もありました。
Dropboxで一部ユーザーのファイルが消える不具合発生、お詫びはDropbox Pro 一年分

やっぱり大事なデータ、ファイルがそこにひとつしかないって状態にしておくのは、いつの時代も危ういことのようですよ。

ドロップボックス(Dropbox)ってのは

Dropbox(ドロップボックス)はアメリカのDropbox, Inc.が提供しているオンラインストレージサービスである。オンラインストレージとローカルにある複数のコンピュータとの間でデータの共有や同期を可能とする。

Wikiより。ということですが、メリットとしては「そのファイル、あのPCに入っててここぢゃ見れないよ…」ということがなくなったってことがあります。

一概にクラウドって言いますけど、PCのハードディスクに入れてたものをインターネット上に貯めておけることって言えば、自分の親でも理解できるだろうか!? それをオンラインストレージっていうのだけど、クラウドサービスのひとつであります。

自分で一番はじめに利用したクラウドサービスなるものと言えば、Gmailだったかもしれない。それ以来ずっとGmail利用してます。なぜこれにしたかと言うと、当時デザイン以外の作業、メールとかエクセルといった事務的な作業をwindows側ですることにしたのだけど、利用してたメーラーのOutlook Expressって自動的にメールの整理をしてくれるのはいいのだけど勝手に必要なメールまでもごそっと削除してしまいやがりまして、それが元で他のメール管理方法を探して見つけたのがGmailでした。元々使っているメルアドでやりとり出来るのもよい。まぁ大きな組織で働く人にとってはちょっとムリがあるのかなぁ。

これにしたことで、自分のPCのHDに要らないメールまで貯めて容量圧迫することもなくなり(って今や1TBは当たり前…)、スパム対策もGmail側でかなりの強度で施されて検索も便利…ではあります。

でもこれまた放っといても安全かと言えばそうでもなく、かつて乗っ取られたこともありました。すぐにそれを感知してストップした旨、googleから連絡がありまして、アホな広告メールがこちらで控えてあるメルアドに一斉送信されたようでした。自分にも来ましたのでどんな内容のものかわかりましたが。

ということで、推奨されている二段認証はそれ以来必須にしておりますが、ソーシャルメディアなど利用する際は、セキュリティ対策は万全にという意識は必要であります。

またクラウド、オンラインストレージに期待したのは、バックアップを取ったストレージ各種(外付けHDとかCD, DVDとかもっと遡るとMOとか)がある日突然壊れる、読み込めないといった危険性からの回避もあったわけです。

とは言え、上記の通り、ストレージサービス側のバグやらである日自分のデータ空になってましたってこともママあったりしたようですので、この世に完全な安全はないものと思って、自分なりにバックアップは2重3重にしておくべきかと思っております。

そんなこんなのクラウドサービス、初歩段階のあれこれでした。

今度は自分が普段使っている、それも20年近くも使っているグラフィックソフトがいよいよクラウドサービスのみになったことに対して、あれこれ迷っている様でも書いてみようと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です