海の領域:領海、接続水域、排他的経済水域などを知っておく

自宅も海のすぐ側だし、山と海どちらが好きかと言われれば「海」と答えるわけで、釣りでは日常的にお世話になっている。海に関しては以前『潮の満ち引きの仕組みをこの際まとめてみた』なんか書いてますが、今回は海の領域についての備忘録。

まず地球上の面積の割合はざっと海7:陸3で、7つの海というと北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、北極海、南極海の7つ。そのむかーしむかーし「パンゲア大陸」っていうひとかたまりの大陸があって、それが別れて今のような大陸の配置となりました。パンゲアに対してその回りを囲っていた海は「パンサラッサ」と呼ばれてます(ました!?)。結構ブランドとか店名でありそう。

古代の話まで遡りましたが、海と接する国はそれぞれに領海、接続水域、排他的経済水域と海の領域が国際的に取り決められています。自分が小学生のころ、200海里問題がニュースになっていたけど、今は尖閣諸島の領海に中国の船が入って来たということがニュースになって耳に入って来ます。

そのあたり、海の領域区分の図をググって拝借してもよかったけど、イマイチ足らない感じがしたのでせっせと描き起こした。
海の区分け図

領海とは?
図で見ると、低潮線(基線)から12海里沖までの範囲のことです。その前にある内水という区分があるのは、逆に低潮線から陸側の水域はなんぢゃ?ということで内水と呼んでるようです。ちなみに1海里は1,852m。領海は12海里×1,852mで約22kmとなります。あと低潮線って何?って言うと、潮の干満で最も干潮時の陸地と海との境目のことで、そこを基線として領海等の範囲を決めるわけです。

で、この領海は外国船の通航は認められていて、それを無害通航権と言ってます。だから中国船が尖閣諸島の領海内に入って何が問題なの!?という疑問もあるかと思いますが、一応、平和秩序安全を害さない範囲でというのがあって、その他ニュースで報道されているような色んな理由があって危険視しているわけです。資源、エネルギーってこれの確保のために戦争は起こりますので、無害通航権とは言えそうそうお人好しではいられないという事情があるわけです。ま、余談でした。そのあたりの議論したいわけではない。

接続水域とは?
単純に領海の倍の範囲、24海里までの範囲のこと。1982年に採択された国連海洋法条約で設定することができるようになったらしい。それぞれの国での通関や入国管理など出来るようにということだけど、そもそもは領海内で違法の船などの航行速度が早くなって取り締まれなくなって来たので、そのために広げた範囲ということらしい。単に領海を広げるということでは何が不都合だったんだろか…。

排他的経済水域とは?
さっき出た200海里ですね。領海の低潮線(基線)から200海里(約370km)までの範囲。広く天然資源に対して排他的な主権的権利、海洋汚染規制の権限などが認められるということです。(えらいざっくり)

排他的経済水域という言葉は割とボーッとテレビ見てても聞こえてくること多いですが、領海+接続水域+排他的経済水域=日本の海ということで言うと、その広さって4470,000km2にもなって世界第6位!こんな小さな国なのに、話題の尖閣諸島やら遠く南の南鳥島等、全国で集計するとこうなるようで、これだけ広いとエネルギー資源、水産資源に絡んでどうしても政治的国際問題やら駆け引きやらの話になってしまいます。

日本の海の広さの順位

と、ググりながら整理してみたわけですが、国家領域というのは陸海だけではなく、上空でもあるし海の下もあるわけです。単に海に関する領域というテーマを整理するだけなんだけど、話が始まるとなんか政治的イデオロギーとかに繋がって変な方向に行ってしまいそうですが、個人的にはそんな話題しっかり出来るほどの知識も思想も深くはありません。

うなぎやマグロがニュースになることも多く、海釣りが好きな人間としてもっと色々知っておこうと思う。

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