印刷に関してアナログ印刷、DTP、CTP、DDPCとか_は、このへんで終わりにします。

台風が発生しましたねぇ。9月だから当たり前なのですがあれだけあぢかった夏もすっかり終わってしまいました。今日朝早く起きた割にバタバタとやることがあって個人的な事は後回しとなりました。日が暮れるの早くなって来ましたなぁ。あ〜やだやだ。

印刷物の制作に限って言えば今やどのパソコン買ってもパワー十分です。しかも安い。ストレージもGBからTBが普通になって来たしメモリも安くなった。印刷するための素材が全てデータになってそれをパソコンで管理するようになった。A4サイズでCMYK350dpiの画像データを何枚も使ってもスイスイと動作するようになった(時々フリーズはしますが)。素材が全てデータになった、ということはウェブにも映像にも使い回せるな。という気がちらほらしていました。グラフィックデザイナーの自分にもウェブ制作の相談が入るようになって来たのは20世紀末ごろ。でもウェブデザイナーとのつながりもなく、自分でコーディングが出来ないので断っておりました。

One source multi useなんて言葉を聞くようになり、これって「素材が全てデータになった、ということはウェブにも映像にも使い回せるな。」っていう意味かと改めて気づいて、あ、ヤベっと思ったわけでした。人に何かを伝えるには紙媒体が一番庶民的なメディアだったわけですが、段々とウェブの話題が多くなって来た。会社はパンフレットや名刺同様ウェブサイトを持たないわけには行かず、個人が何かを伝えるためのメディアとして、ウェブサイトはあっと言う間に世界に浸透して行ったのは周知の通り。ウェブサイトより手軽に設定出来るブログが各社から無料で提供されるようになり、さらにお手軽なミニブログ、ツイッターが出て来てその他ソーシャルメディアと言われるfacebookやらtumblrやらが出て来て今日に至ってますが、そんなにみんな何かモノ申したかったのか!と思うくらいです。

映像、動画だって話し言葉の代わりくらいなお手軽さで撮ってアップしてみんなに見てもらえる環境にはなりましたよ。一般企業や一般人にとって手の届きやすい伝える手段が紙だけではなくなって、さてどうやってこのことをたくさんの人に知ってもらうかと、宣伝を生業とする人たちはどのメディアを使ったらいいのかと日夜あれやこれや策を練ってるわけですよねぇ。印刷物を作るのも、ウェブサイトを作るのも、PVを作るのも作る側としては楽しませていただいてますが、もうちょっとどうやったらクライアントさんにこの3つをうまく組み合わせて少しでも効果のある宣伝なりを提案できるか、もっと考え込まないといけないなとは思っております。

パソコンやその中に入っているソフト、外やスタジオで使用するカメラも、使う道具は素人もプロも同じ物になって来ました。詰めは甘いけど結構それなりにカタチにしてこんな感じのデザインにしたいのですが…と言って来られるクライアントさんもいます。正直、今後もうちょっとでそのデザイン完成形に持って行けますなぁというレベルのもの、素人さんからどんどん出てくると思っています。そうなった時にどんな提案ができるのか。ただ流行のメディアを流用するだけみたいなことはすぐに廃れるだろし、もうあれやこれや多すぎてわけわから〜んと作る側も受取る側も疲れてしまわないように、役に立つってどういうことか、迷ったら原点に戻れで再考することなのかなぁと。

今日は日中、仕事であれこれ考えて試してたら、これいいぢゃん!というのを発見したのでちょっとホッとしたけど、明日改めて見てみたらそうでもないのかなぁ(笑)まぁいつものことをこうして繰り返しているわけですが、明日からテーマもっと絞り込んで書こうかなと思ってます。気になってるのがpdf。マックをはじめ、パソコンでデザインの仕事ができるようになったのはアドビのポストスクリプトのおかげと以前言いましたが、このpdfというのもアドビの発明。印刷物をネット上で見られるようにするのもpdfだし、いわゆる書類をpdfにして配布したり、電子書籍の役割も担うしとpdfって良く出来たファイルだと思っておりました。こんな1時間そこそこで書くブログで深ーく追求できるもんではないので、またチマチマと調べながら備忘録的に書いて行こうと思っておりやす。

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