印刷物制作、工夫のしどころ。名刺やパンフレットどうするか01

ということで、ここ数日ブログに書こうと思ったことがあってあれこれググったり本棚漁ってたら、調べるのに時間が掛かってしまって書く時間も使ってしまってました。いろいろと知らないことがわかってくると楽しいもんで、どうせならもうちょい深いところでなんか書きたいなと欲張ったのがいけない!所詮オイラの書くことなので深めたつもりでもまだまだ浅いんだろから、1時間ちょいで書けることを書くのがこのブログ。ということにしておきます。

グラフィックデザイナーの仕事っていうのは、ざっくり言って印刷物になるもののデザインをすること。名刺やチラシ、パンフレットやポスターなど、主に紙(とか、材質に関わらず看板とか人の目に触れる比較的平面なものの上)に刷るためのデザインデータを作成することです。で、印刷物っていうのは元を正せば版画として分類されます。古くはかわら版や浮世絵から技術革新が続いて今日の印刷物、印刷技術があります。

前のブログでも触れたけど、誰もが人に情報を伝えやすい媒体が紙媒体だったわけですが、今はこうしてブログやらウェブサイトやらfacebookやらtwitterなどの伝達手段が出て来たもんだから、紙媒体の利用頻度が減って来ていると言われているわけです。数字調べなくても周りの状況からそんな感じに受取れるんでしょう。

あれ?そんなに悪そうぢゃないじゃんと見られるデータ発見。

ちと古いけど平成21年のデータ。詳しくはこちらからリンクできます。https://gyokai-search.com/3-insatu.htm

でもこれ、どうやら印刷業界が印刷以外の事業を拡大させてるから、大きく売上げが減っているようには見えないだけのよう。
大日本印刷とかになると元々得意としている技術を発展させてディスプレイ製品とか、なんとかソリューションの提案とかで業績拡大しているようです。
ダーウィンの『生き残るのは最も強いものでも最も賢いものでもない。変化できるものである。』ってやつですかな。あの大日本印刷でさえも。いわんやこのワシをや。ってか…

で、最近の印刷物の制作って早い・安い・うまいってところを求められたりして、もうちょっと大事に扱っておくれよ〜と言いたくなるような依頼があったりもしますが、嘆いてばかりもいられない!ネットも利用するけどこんなの作ったら喜ばれるのではないか、とか、これでもっとネットに誘導できるのではないかという驚愕のアイデアを印刷物に込める努力をサボっておったのかもしれぬ。

人間やっぱり正体不明なものに金も時間も使いません。印刷技術に関して調べれば調べるほど是非利用したいと思う『特殊印刷』のヴァリエーションが見つかります。かつての活版印刷のお話とかでノスタルジーに浸るのもいいけど、もっと何ができるようになってるかを知って自分のアイデアと組み合わせることで、まだまだお客さんにとって利用価値のある印刷物が提供できるハズ!と夢見て参りましょう。

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