いすみ鉄道の社長ブログはネットショップの教科書だった

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8月もいよいよ残り今週1週間となりまして、本日はなかなか涼しい日です。こうして少しづつ秋に向かって行くわけですねぇ。35℃の日ってあんなに暑かったんだと今にして思いますが、昨日も暑いと本を読んでいてもなかなかアタマに入って来なくなり、気分転換にブログを漁っていましたら、いすみ鉄道の社長ブログにたどり着きました。

いすみ鉄道って千葉の存続が危ぶまれているローカル線のことだっけ!?でもそれっていすみだっけ!?と思ってググってみたら記憶にあったのは銚子電鉄のことで、そうだ、ぬれ煎でなんとか立ち直った(ホントか!?)ローカル線ってことを思い出した。ってことはいすみ鉄道は別に経営危機に陥っているわけではないのかと思って見てみたら、ここも同じく廃線も検討されるくらいの状態に陥ったことのあるローカル線であったようだ。

赤い矢印がいすみ鉄道で、緑の矢印が銚子電鉄
いすみ鉄道と銚子電鉄
ご覧の通り、それぞれ短い区間での運行で関東の地理になじみのある人であれば、利用者がどの程度かだいたい想像がつくエリアだ。地元の人たちの日常生活での移動手段は車がメインなんではないだろうか。いすみ鉄道と繋がっている小湊鉄道や木更津から出ている久留里線も同様に厳しいのだろうか…。

で、そのいすみ鉄道社長ブログですが、カレンダーを見てみたらなんと毎日書いておられる!まずそこにびっくりしたのだけど、カレンダーの上にネットショップへの誘導ボタンがあった。押して見ると、まぁショップサイト作るときによく利用されるあるプロバイダーのショップ機能のレイアウトですが、オリジナル商品満載です。
いすみ鉄道ネットショップ

このショップにいすみ鉄道を蘇らせた社長、鳥塚亮氏の本『いすみ鉄道公募社長』というのがあった。内容紹介で「「700万円訓練費用自己負担運転士」を仕掛けた男!」とあり、それについては以前ニュースかなんかでみた覚えがあって、あのローカル線のことかと銚子電鉄との違いもさらにアップw

この本もいずれ読んでみたいと思いますが、社長のブログに戻ってあれこれ読んでみると、この社長の経営手腕が見えて来て何かと勉強になる。その中でもネット利用についての件があって、単にオリジナル商品作って売ってみましたではなく、いすみ鉄道をどう活かすべきなのかの根本的な解決策に基づいた戦略があって、読みながらこうあるべきだよなぁと感心しきりだった。

いすみ鉄道も元々は日本の成長のために働く人々を運ぶ役目が大だったのだろうけど、そもそも人口の少ない土地柄に車社会となり一定の役目は終ったのかもしれないローカル線。だったら別の視点から有効利用できないかといろんなアイデアを出し続けることで、存続させているのだと思うのだ。

Wikiによる存続問題を引用

6月1日、123人の公募の中から元ブリティッシュ・エアウェイズ旅客運航部長の鳥塚亮が内定し、同月28日に開かれた株主総会と取締役会を経て代表取締役社長に就任した[14]。
2008年、オリジナル開発商品の「い鉄揚げ」の販売を開始した。ホタルウォッチング列車の運転も2008年より開始されている。 2009年には、「房総のけむり饅頭」の販売を開始するとともに「い鉄揚げ」に「カレー味」と「かりんとう味」を追加、同年10月からはムーミンをあしらった列車の運行を開始している。また、同年10月以降、大原、国吉、大多喜の各駅に直営店を開店(大多喜駅は新装リニューアル)し、ウェブショップも開設した。
2010年3月4日には、訓練費700万円を採用時に自己負担する事を条件に列車運転免許を取得できるという運転士養成プランを発表した[15][16]。同プランに基づき40代から50代の男性4名が採用された[17][18][19]。その後、4人はディーゼル列車の運転資格である国土交通省の「動力車操縦資格試験」に合格し[20]、2012年夏より単独乗務予定である。
こうした経営努力の結果、同年8月6日に鉄道の存続が決定した[21]。
その後、2011年3月期決算では売店業などの伸びによって売上高が前期比58.1%増になるなど、経営状況が改善されるきざしも見られる[22]。

銚子電鉄同様、おやつ類の販売もあったりしますが、いすみ鉄道を取り巻く環境や文化を利用した再建計画と今後人口がどう推移していくかも見据えた事業展開が鮮やかだなぁと。8月22日23日のブログ『団塊の世代の旅行需要 その1,2』あたりにあるターゲットの絞り込みとかの理由など、ネットショップ展開の教科書のような内容になっていると思った次第。

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